私が参加したマラニックの話です(長文です)
長崎市出島をスタートし雲仙小浜温泉までの大会です
コースは55km80km173km217kmと4コース
昨年は173kmコースでの参加でしたが、今年はさらなるチャレンジとして217kmに参加しました
5月2日診療後JR豊肥線に飛び乗り、熊本駅へ
熊本駅でチケットを買おうとするが券売機でモチャモチャ
熊本から長崎行きの新幹線の乗り継ぎが見当たらない
後ろには列ができるし、、みどりの窓口はと言うと長蛇の列
30分はかかろうかと、乗り継ぎ時間20分で残り時間10分
さしおり新鳥栖までのチケットを買い乗り込みプシュッと一息
乗り換え3回それぞれの移動時間は30分強、寝る暇もない
長崎新幹線
さすが新車、綺麗です
でも最高速度も出ないまま次の駅に到着する感じです
到着後今回はちゃんぽんも食べる事が出来ず11時就寝
3時半起き
受付を済まし5時スタート
長い長い2日間のスタートです
同じランニングチームの仲間と共に
稲佐山で夜明けを迎えました
山頂から見える海側
矢印先端が伊王島灯台
82.2km地点
日暮れ前には着きたい
稲佐山より下りて長崎大学前
JR、国道206を北上して時津、青雲高校だと思う
約10キロごとにエイドがあります
ここではおにぎり
ちっちゃめで3個頂きました
子々川から南下しあぐりの丘へ
スポーツ橋、うさぎ橋?何でかなのネーミング
あぐりの丘までが私の中での第一ステージの40km
マラニックは走っている途中、いろんなランナーと話します
横浜の男性、北海道の女性としばし話しながら進みます
ここからが第2ステージ
式見港の船本かまぼこ
あぐりの丘がエイドから次の女神大橋エイドの間は
前回も空腹でした、コンビニは1軒しかありません
この大ぶりのかまぼこ(北九州の方ではてんぷらと呼びますが)は揚げたてで元気が出る行動食です
途中途中で買った3枚食べました
女神大橋
有料道路の自動車専用道路ですが両側に歩道がついています
道路とは完全に分かれていて遊歩道になっています
今回は長崎市内方向側をを走りました
翌日にはクイーンエリザベス号が入港したそうです
しかし暑い
体が暑さに慣れていないのか脱水でバテ気味です
日よけの帽子と汗が目に入らないように巻いた手拭のハチマキです
女神大橋エイド
この辺りから7時スタートの173kmの選手が増えてきました
暑さに耐えかねて小さな力水を1本
最高にうまいです
伊王島大橋
伊王島の中のリゾートホテルあたりはアジア系観光客で一杯
伊王島灯台
朝稲佐山から見た対岸に島の先端がココ
4時45分着
暗くなる前でよかった
82.2km地点
私の第二ステージ伊王島が終わりです
ここから私の第3ステージ西側野母崎
しかし時間にあまり余裕はない
伊王島大橋のたもとでは往路と復路でエイドを受けます
このコースを走るのは217kmの選手のみなので人が少なくなります
出された補給食がチャンポンと角煮、小さなおにぎり一つ
これじゃあ足りない!
おかわりを申し出たがダメでした
次のエイドは20km先の野母崎
コンビニも18km先
不安になる
伊王島ステージ最後の商店でラーメンとパンを購入
お湯をいただき遅い昼食としました
野母崎までの海岸線、日が暮れて夜になりました
一人での走行、173kmの選手はすでに通過してしまって寂しい
野母崎の恐竜博物館体育館エイド
ケバブとスープ
ここのが中間地点
預けた荷物が届いています
ストック、ヘッデンの換え電池を入れ
体を拭き、シャツ、靴下を着替えリフレッシュして21時45分スタート
ここからが私の第4ステージ東側野母崎
茂木までの40kmです
野母崎の権現山に向かうあたりから雨が降り出しました
折り返しがあるのでランナーとすれ違います
抜いた人、抜かれた人、そんなに差はありません
スピードが落ち歩く時間が出てきました
急登が続く樺島灯台
雨が強くなってきました
やっとありついた夕食
カレー大盛り、さらにご飯追加
満足で2時出発
ここから次のチャックポイント川原老人の憩いの家までわずか17km
だが、風雨がひどくガスが出て視界も悪い
スタート時の天気予報では曇りでしたが天候が変わりました
迷ってゴアのカッパではなくウインドブレーカーにしたのが間違いでした、最悪の条件を前提にするべきでした
雨を避ける民家なし、坂道で走れず、走る足も残っておらずとにかく寒い、時間もなくなりリタイアを考える
関門15分前にチェックポイント着
止めるか続けるか迷う
とにかくギリギリまで横になって考える
5分ほど寝て元気になった気がしたのでスタート
数百メートル走って雨と強い風の心折れて引き返しリタイア宣言
ここで終わりました
143km24時間30分でした
搬送待ち、搬送中、色々考え反省しました
準備不足、練習不足、思考が負のスパイラルに入った時の対応
いい経験でした、終わってしまえば苦い経験も楽しい思い出
私のゴールデンウイークでした
- run
- 院長日記
橘湾スーパーマラニック273
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