歯科医院には通常の室内とは違った吸排気系統があります
排気1
これが口腔内バキューム
掃除機みたいに水や唾液を吸う器具です
このバキュームの先には吸引装置が付いています
このようなものです
大きなゴミ、水は診療室のチェアーの横で分離し
機械室にあるこの吸引機で空気と細かなゴミを分離します
排気2
チェアーの横にあるこの大きな掃除機
口腔外バキュームと言います
治療の時に出る切削粉末、飛沫を吸い込みます
タービンで切削時には目に見えない飛沫が生じます
口腔内バキュームで排気させない場合は診療室内を漂うということです
ちょっと嫌な感じですね
この大型掃除機の排気は床下の配管を通って
先ほどの吸引機よりかなり大型のもので吸引します
機械室にはこの2台の吸引機があり室内の吸気を排気しています
機械室のコンプレサーで圧縮空気を作りこれで
タービンを動かしたり、切削時の冷却用の水を出したり
しています
吸排気に使う吸引機とコンプレッサーが同じ部屋にあると
排気した空気をまた口腔内や室内に戻してしまいます
これも嫌な感じですね
なので通常歯科医院には吸気用のコンプレッサー用機械室と
排気用機械室が別に作られています
以外と知らない空気の流れについてでした