院長のボヤキ

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  • 院長日記

橘湾岸スーパーマラニック2019

「2019長崎橘湾岸スーパーマラニック273 H&W部門&島原半島ステージ」が正式名称
後半の島原半島ステージP103に参加しました
春に行われる173km 長崎ステージ
秋に行われる103km島原ステージ
2年に一度行われるこの両方を走る276km W
そして今回はそれよりさらに長いH320km部門が行われました
H部門は金曜日の朝長崎を出発しています
W部門は金曜日の昼過ぎに長崎をスタートしています
私が参加するPは橘湾の後半、島原ステージです

参加証、ゼッケンは早くから届いていました
目は通していませんでした

11月2日土曜日の仕事後夕方出発
夕日を見るのは久しぶりだ

フェリーで熊本新港から島原外港まで移動
新しい船でした
中ではラグビーの決勝が、南ア、強かったですね
日本も頑張ったということですね
2位の価値あり

会場駐車場に着くと9時スタート組のスタート直前10分前
前てれっと会長79歳がスタートして行きました

控え室
1時スタートまでの4時間
仮眠を取りましたが寝れるわけもなく横になっていました
PやHの選手は先ほどまでここで仮眠して8時に再スタートしたばかりのようです

てれっと1時スタート組

スタート前のエイド
豚汁とおにぎり
次に食べ物のエイドをうけるのは30kmすぎの原城後まで無し
いなりとおにぎり4個、しっかり食べました

夜中なので迷惑にならないように控え気味にスタート
P参加者264名中1時スタートとは42名
後ろは2時スタートの5名のみ

集団の後ろの方で走っているので必然的にほぼ私が最後尾
3時20分、20km地点で2時スタートトップに抜かれました
すごいスピードで走って行きました
20kmを1時間20分!!
キロ4分でブッとばしています
最後まで持つのだろうか?

口之津港公園エイド チェックポイントもあります
チェックシートにパンチで穴を開けます
これを忘れると失格

口之津港のオブジェは南蛮人
よく分かりません

原城跡の表示が出てきました
口之津から10km
真っ暗な中ひたすら走りますがスピードが上がらないのはいつものこと
気分も沈みがちです

原城跡にある天草四郎の像

この横にチェックポイントのパンチが置いています
真っ暗の中探すのに一苦労
ここでボラの方に制限時間関門が厳しいよ、と言われました
えっ!?
H& Wが5時でP部門は5時半のはず?

確かに5時半関門と書いているのは2枚目のみ
残りはP部門2時スタートだけが関門が5時半
これが正解だろう

関門地点に到着したのは4時50分
確かに厳しい時間でした
じゃあ、この前に追い抜いた方は多分関門間に合わず
ということになります
顔見知りの方もいました

おかゆが残っていました
最後なのでサービスでもう一杯
しかし、夜中走ってきてこの後の9時くらいになる次のエイドまでおかゆ2杯では、、
正直全く足りない

コンビニに寄って巻き寿司とコーヒーで夜明けの気分に
疲れた体にビール1缶
しかしこのあと睡魔が、、

41km地点

夜が明けると気分が盛り上がります、元気が出ます
で、ここでアクシデント
走りながらヘッデンを片付けたり帽子をくくりつけたりしていると歩道のアスファルトのしわにつまずき転倒
つこけってしまった!
うまく転がったので顔面損傷無し、だが左肩と肘、膝に打撲、擦過傷
頭も打ったか少しクラクラする
よそ見はいけない、走りに集中
この後も左肩はずっと痛んだ

水無し川
普賢岳とまゆ山が近くなってきました
まゆ山横が島原城

島原駅
 
島原城到着

島原城公民館のエイド
ここは豚汁、中華ちまきがあります
でも、小さなちまき一個のみ
今回食料補給をエイドに頼るのは無理だと感じました
ここから先はまゆ山ロード、雲仙温泉郷と山のステージ
坂道はきついけど、暗いなか平坦なコースより景色がいい後半戦の方が好きです

武家屋敷
島原観光の名所です
山コースに入る前にコンビニでおにぎりとカロリーメイトで補給
  
まゆ山、海側は崩壊してるがこちらもこの急斜面
また崩壊するな、と確信

まゆ山の登りは天草の方と話しながら歩いて登りました
おかげで眠気はなんとかしのげました
「わたしはまだ頭のおかしいウルトラランナーじゃありません
友人に誘われてかじってる程度です」と話していて
参加2回目の私がああだこうだと話していたが
ふとゼッケンを見ると4回目の参加
引いてしまいました

雲に隠れて普賢岳が見えてきました

深江運動公園エイド
さきほどの平成新山展望台ではビールが最後の1本で3人で分けましたが
ここでは1本頂きました
関門1時間前
周りのランナーは関門を気にしている様子
でも、余裕でしょう

みかどホテル
立派な玄関です
ここを過ぎると登りはきつくなり道は狭くなります
車を気にしながら歩き中心になります

雲仙上部は紅葉中
来週が見頃かな
  
ここがピーク
道路標識のポスト表示は正確なので198kmを目指せば分かりやすい

雲仙温泉に到着
地獄谷
ここにチェックポイントがあります
コースはずっと地獄谷を回るように設定してします
行楽シーズンで観光客も大勢
ヨーロッパ系の外人に途中質問をされました
彼も走っているようですが最長320kmのレースのことを伝えると驚いていました
  
雲仙エイド
そうめんが出てきました
もう辺りにある甘いものから漬物まで手当たり次第食べました
昨年はそれまでのエイドで余っていたちまきやおにぎり、豆腐など食べ物はたくさんあったのに、
今年はありません
やはりH&Wの開催があるとボラの方、エイドの時間の長さなどで仕方ないんだろうなと感じます

ここだけダートがあります
しかし下りは疲れから走ることもできず渋滞です

最後の関門が見えてきました
ここでてれっとのW参加者と会いました
人相が変わったようにげっそりしていました
何も食べれん、とつぶやいていましたが体重は4k落ちていたようです

元会長79歳、元気です
今年は余裕で関門通過のようです

ゴール間近
この方は、、
完全に左に傾いて走っています
てれっとH部門のU先生です
昨日から腰をいためて苦しそうでした

小浜温泉について市街地の3km折り返し
これが長く感じます

折り返してゴールまでの道

ゴールしました
  
ゴールでは次々に到着する選手を迎えています
Hの方がゴールすると一際大きな歓声が上がります

2回目の参加となった今回の橘、前半は眠気でスピードが上がらず、その後の眠気、転倒による肩の痛み、関門も気になる
しかし後半はやはり景色の素晴らしさに気が紛れきつさを忘れて走ることができました
また来年この場所に戻ってきたいと感じる大会です
5時半に家を出て8時半に帰宅
27時間の0泊は流石に連休でしかできないな

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