山と言っても趣味のランニングでのトレイルとか
山登りの話でなありません
父の所有する山見学です
子どもの頃行った記憶はありますが、どこにどのくらいあるかも知りません
高齢になった父が歩けるうちに確認に行ってみました
植林後50年ほど経ってるそうです
真直ぐな杉林でした
林の中には下草はほとんどありません
木材価格は安いままの推移で、切り出しにくい場所では伐採しても採算が取れないそうです
そんな山林は買い手が無く売り買いが成立しないそうです
伐採も出来ず、売却も出来ず、ただ所有するしかないようです
これが山林の現状だそうです
そんな杉林、鹿の被害が見られました
皮を食べるそうです
かなりの数皮を剥がれた杉がありました
ここは伐採が終わり放置された山林
雑木林になるかと思いきや
生えてくる木の芽はことごとく鹿に食べられるそうです
成長の早い竹でも芽が食べられ育っていませんでした
山間部の住居では鹿が庭先まで出て来るので農作物や家は鹿よけの柵で囲われていました
檻の中で人間が暮らしている状態です
実家近くの竹林
手入れしていないとこの様に竹が密集していました
ここは猪がやりたい放題
猪は筍が好きらしくいたるところで掘り起こしています
猪が泥浴びした後、体を木に擦り付けたあと
かなり頻繁に来ている様です
こんなに掘り起こしては筍が残ってるはずありません
この山からはもう筍を取ることはできない様です
私が暮らしていたころ家の周辺で猪を見ることはありませんでした
鹿などは稀少動物で山にいること自体知りませんでした
しかし近年捕獲しないため個体数が増えて人間の生活が脅かされつつある様です
これも里山や山林を必要としないせいなんでしょうね
こんな山林、今後どうなって行くのか
治水のためには自然林に戻って行くのが一番良いと思うのですが
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山事情
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