院長のボヤキ

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思い出の国道9号

昔の話です
バイクの免許が取れる年齢前
高校1年の時
友人と夏休みに旅行をしようと言うことになり
北九州から自転車で石川県加賀市まで出かけたことがあります
バス停や公園などに寝泊まりしながらの1週間でした
何の知識も下調べもせず国道9号をただ日本海側を走れば金沢に着くだろうと

連休なのであの時の気分ではっきりとした計画もなく車で出かけました

仕事終わりの1時半、熊本出発
昼ごはんは玉名SA上り線の焼きそば
名物らしいです
高速をひた走り、浜田で9号線に合流しました
すでに7時を過ぎています

浜田で居酒屋飯
ノドグロ、ハタハタなんかやはり山陰ですね
なめろう、岩牡蠣も

早朝ラン
道路標識では下関まで218kmあるんですね
夜中はトラックがひっきりなしに走っているようです
 
海岸は砂浜です
砂の採取場がありなかなか海岸にたどり着けない


さらに9号線を走り、出雲大社に来ました
鳥居をくぐって右手の方に

東屋があるんです
自転車での時、寝場所に困っていたら大社警備の方がこの東屋で寝なさいと入れてくれました
自転車と荷物を置いて風呂と夕食に行っていたらその警備の方が、荷物を見張ってくれていました
なんと優しい方だと感動したことを思い出します
 
本殿が私が思っていた感じと違います
どんなのだったかは定かではありませんがなんか違うような気がする
で、昔の写真を見てみました 左が今
一緒だ!39年前と変わっていない
ただ昔は参拝客が少ないな

全く知らなかった出雲名物出雲蕎麦らしい
まあ美味しいですよ
まあ蕎麦の美味さがわからない私ですが
 
なんか入口前は騒がしい
翌日は出雲駅伝のようです
ここがスタート地点
フジテレビが大型の中継車を持ち込んで
クレーンも入れてリハーサルしてます

スタートはこんな感じのようです
出雲大社は2礼4拍1礼
これも今回初めて知りました

出雲の次は足立美術館
日本人画家、陶芸などを集めた美術館ですが
やはり噂通りその庭は素晴らしい
絵は所蔵品の中から秋をテーマにしたものを展示しているようです
冬も春も夏も見たいのに

次に行ったのは境港
さかな市場では観光市場的な感じで盛り上がっていました
しかし人が多かったのは水木しげるロード
ゲゲゲの鬼太郎の妖怪はあまり知らないので興味湧かず
 
市場の中で食べたのは
マツバガニ丼、海鮮定食
カニはふんだんに使ってるし、カレイの煮付けは絶品と言っていいかも

夜のあてはふぐのひれ酒を作って見ました
それなりの味ですが香りが良くうまし
コンビニのお酒でも十分飲めました
 
朝ランは砂浜
砂浜の上走るのはいい刺激です
異常に足が疲れます

9号線、もう一つの目標は鳥取砂丘
ここにも来ました
前の駐車場で野宿しました
でも砂丘の向こうに海があると思っていませんでした
入口のここからでも海が見えるのに
ただ砂の多さを感じていただけのような気がします

今回は砂丘の上までは行こう
でもかなりの急坂
ここでふと思いました
なんでこんな砂の盛り上がりができたんだろう(馬の背と言うそうです)
もう一つ、日本海側はなぜ砂丘が多い
砂丘ガイドの方にお聞きすると
冬の季節風が砂を巻き上げ馬の背を作る、通り越えた風は巻き込み反対側の砂を巻き上げ
馬の背が出来上がる
中国山地には花崗岩が多く造山してからの年月が長いので風化した岩が多い
また冬は海が荒れるので石がぶつかり砂になる  そうだ

海岸側の傾斜はもっときつく海にはいきませんでした
白い砂青い海と空
コントラストが綺麗でした
帰りは一気に700kmの移動
広島では1時間の事故渋滞に巻き込まれすっかり疲れはしましたが
39年ぶりに行く国道9号の旅、いい旅行でした

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