甘かった!
痛恨のレースでした
心構えが、覚悟が、練習量が、全てが足りなかった
そんな大会でした
今まででDNFは初マラソンのいぶすき菜の花マラソン、関門に引っかかった延岡マラソンのみだったのに、、、
そんな伊都国100kmマラソン こんな大会でした
台風の進路時間が心配されましたがレース中はまだ沖縄の南方海上ということで一安心
光の森に集合し車に分乗し出発
行きの高速から大雨
なんとか2時に到着
受付を済ませ控室で準備、朝食、仮眠
レースの注意事項、コースについての説明があります
ショートカットOKだけど、宴会時間の7時までに自力で帰ってくるようにと強調
結構真剣に聞いています
しかしいやに蚊が多数飛んでいるな
スタートの5時までバーベキューテラス?で待機
2棟中1棟はてれっとばかり
ゼッケン1番もてれっとメンバー
強者が談笑
カルデラとも違うフルとも違うまた別のレース前の雰囲気
いやレースではない感じの雰囲気
配布されたコース図
前半は山ばかり後半は海岸線
経験者からは「このコースはきつい!」との前評判
小雨の中スタート地点の海岸に集合、整列なし
まだ暗いのでヘッ電が必要
ドラの合図で出発
朝5時です、あたりは民家、奇声をあげたりおしゃべりはご法度
黙々と走ります
しばらくは海岸の堤防の内側
平坦な道を8kmで今宿バイパスに
バイパス沿いを8kmで山岳コースに突入
ここまでキロ6分半 予定通り
雨は降ったり止んだり、強くなったりと相変わらず
ゆらりんこ橋が見えてきました橋までは登り2km
エイドは充実してました
飲み物の種類も多数あり梅干しやパンなどの捕食もあり
雨の中お世話になりました
ゆらりんこ橋という割にしっかりした橋
しかし途中で後ろからもう一人ランナーが走ってくると揺れるは揺れる
ここからは山岳コース
かなりの登りです
1.5kmで一気に300m登ります
ここでは抜けないので前に遅い方がいれば大渋滞です
道はしっかりしていますが川沿いと思って登らないとコースアウトします
真名子のエイド ここで朝食です
おにぎりといなり寿司がおいしい
4個食べてしまいました
7:45通過、ギリギリタイムは8時です
ここからはずっと登り
8.5km登り基調、571m、614m、607mの3つのピークを過ぎ下に突入
途中のはろ展望台
すごく見晴らしの良い展望所のようです
全く展望なしです
雨も激しくなってきました
ずっと下って白糸の滝のエイドに到着
長い下りで足がガタガタになりました
ここもギリギリタイム10分前
きっと涼しくて気持ちのいい滝なんでしょうね
下り基調だが途中38km地点466mのピークを超えると下りのみ
しかし下りがきつい
この辺から黄門様と〇原さんと3人で走ります
立派な雷神社 いかづちじんじゃ と読みます
ここの坂道を下ると45km地点で久しぶりのコンビニ
ついつい寄って、ガリガリ君を食べてしまいました
次のエイドはファームパーク伊都国
伊都国歴史博物館(ピンクの建物)の裏にあります
ここの手前の交差点が判んないんじゃないかと不安でしたが標識がちゃんとあり
主催者側の看板もちゃんと付いていました
ピンクの建物を目指せば迷うことありません
この辺りから走るのが辛くなってきました
とりあえずの目標は杉能舎ですあと9km
杉能舎に曲がる道は池が目印
でもその横にでっかい乾燥施設がありました
これが池です
池を曲がると2.5km
もう目標は杉能舎になっています
看板が見えました
中に入ると地獄の中の極楽
酒の香りに囲まれた怪しい空間です
ビールを飲んでこの先考えろうと思っていましたが
飲む前にリタイヤ宣言してしまいました
てれっとのテーブル
すでに出来上がっています
美味しそうにノンアルビールを飲んでいます
何故なのか知りませんがビールを飲んで吠えています
つまみも豊富
やばいでしょ、
もう二人ヘロヘロになって帰ってきました
疲れているのか酔っているのか区別がつきません
いつの間にかすっかり杉能舎がゴールの雰囲気
この頃から一層激しい雨に変わりました
やみそうにありません
主催者側から大会の中止、いや、エイドの撤収が告げられました
自己責任で走るのは自由だがエイド、道案内は無いよ、ということです
初音旅館に帰還
この大会のメインで絶対に遅れないようにと注意された懇親会の始まりです
てれっと美女も飲んでます
待ちきれません
主催者からエイドの撤収は苦渋の選択だったこと
などが説明され乾杯
宴会に突入
大量の酒と肉が用意されていました
皆さんよく飲むし食べる
途中、てれっと応援歌「走らんか」をみんなで合唱
大変美味しいバーベキューでした
2次会になってくるとやっと落ち着いて話ができる雰囲気に
酔いが回るにつれやっぱ完走せないかんばい、という気持ちになってくる
ここで主催者に大会の趣旨をとくとくと解説された
このコース、制限時間は13時間半だが、それは宴会ギリギリ時間
13時間ほどで帰ってくるランナーはごく一部分のみ
大切なのは走って帰ってきて宴会に参加すること
完走しなくてもショートカットして時間以内に戻ってくる
あんまりヘロヘロやったら酒も飲めんやろ、と
しかし、てれっと12人は杉能舎からタクシーで帰ってきました
時間はあったんだから歩いて帰ってこい
自力で帰ってこいと
確かに早く帰りすぎて、風呂に入って一寝入りして
走って、風呂に入ってすぐ宴会の方が楽しいだろうな
来年は必ず完走!完走できなくてもほぼ完走するぞ
と心に誓いました
こんな主催者と参加者の距離が近い、参加者目線のいい大会はなかなかありませんね
反省しつつ楽しめた大会でした